「経理の仕事って、毎日同じことの繰り返しでしょ?」
「数字ばっかり見てて、地味でつまらなそう…」
もしあなたが経理のお仕事をしているなら、一度はこんな言葉を耳にしたり、あるいは自分自身でそう感じてしまったりしたことはありませんか?
こんにちは、アカリです!「アカリの経理キャリア探求記」へようこそ。
何を隠そう、私自身もキャリアの途中で「このままでいいのかな?」と、経理の仕事のイメージに少し悩んだ時期がありました。でも、経験を重ね、新しい知識を学ぶ中で、経理の仕事には驚くほどたくさんの「やりがい」と「魅力」が詰まっていることに気づいたんです。
今日は、そんな私が日々感じている経理の仕事の面白さについて、たっぷりお話しさせてください!
なぜ「経理=地味」って思われがちなの?
本題に入る前に、少しだけ。どうして経理の仕事って「地味」なイメージを持たれやすいんでしょうか?
- ルーティン業務が多いイメージ: 毎月の月次決算や日々の仕訳入力など、決まった作業が多い印象があるかもしれませんね。
- 縁の下の力持ち的な役割: 直接的に売上を生み出す部門ではないため、成果が見えにくいと感じることも。
- 専門性が外から分かりにくい: 簿記や税法など、専門知識が必要なことは理解されていても、その奥深さや面白さまではなかなか伝わりにくいのかもしれません。
確かに、コツコツと正確性が求められる作業も多いですし、華やかなスポットライトを浴びる機会は少ないかもしれません。でも、それは経理の仕事の一面に過ぎないんです。

私も以前は「もっとクリエイティブな仕事がしたいな」なんて思ったこともありました。でも、見方を変え、主体的に関わることで、経理の仕事はどんどん面白くなるんですよ!
イメージを覆す!アカリが感じる経理の仕事のやりがいと魅力5選
では、ここからは私が実際に感じている経理の仕事の「やりがい」と「魅力」を、具体的なエピソードも交えながら5つご紹介します。
1. 会社の羅針盤!数字で経営を支える達成感
経理が作成する財務諸表や分析データは、まさに会社の経営状態を示す「羅針盤」。私たちの正確な仕事が、経営陣の重要な意思決定を支えているんだと実感できた時、大きな達成感があります。
私自身、月次決算のデータを基に作成した収益分析レポートが、次の経営会議で「非常に分かりやすく、今後の戦略立案に役立った」と評価されたことがありました。自分の仕事が会社の舵取りに繋がっていると感じられるのは、大きなやりがいです。数字を通じて会社全体の動きを把握し、未来を予測する。これって、すごくダイナミックで知的な仕事だと思いませんか?
2. パズルを解く快感!業務改善と問題解決の面白さ
「もっと効率的にできないかな?」「この課題、どうすれば解決できるだろう?」そう考えて、業務プロセスを見直したり、新しいツールを導入したりして、ピタッとハマった時の快感は格別です!
以前、私が関わったクラウド会計ソフトの導入プロジェクトでは、それまで紙とExcelが中心だった経費精算業務が劇的に効率化されました。チームのみんなから「アカリさんのおかげで残業が減ったよ、ありがとう!」と言われた時は、本当に嬉しかったですね。



最近ではPythonを使って、ちょっとしたデータ集計作業を自動化することにも挑戦しています。まるで難しいパズルを解くように、課題を一つひとつクリアしていく過程がたまらなく面白いんです!
3. 専門知識は一生モノ!学び続けることで成長を実感できる
簿記、税法、会社法、会計基準…経理の仕事は、常に新しい知識の習得が求められます。大変だと感じることもありますが、学んだことがすぐに実務に活き、自分の成長を日々実感できるのは大きな魅力です。
日商簿記1級や税理士科目の勉強は、正直言って簡単ではありません。でも、そこで得た知識が、例えば複雑な会計処理の判断に役立ったり、決算書の数字の背景をより深く理解できるようになったりすると、「頑張ってよかった!」と心から思えます。
専門知識は、誰にも奪われることのないあなただけの一生の財産。そして、それはあなたの市場価値を確実に高めてくれます。
4. 「あなたに任せてよかった」信頼される喜びは何物にも代えがたい
経理は、会社の「お金」という非常に重要な情報を扱います。だからこそ、他部署や経営陣から「アカリさんに任せれば安心だ」「アカリさんの分析は信頼できる」と言ってもらえた時の喜びは、本当に大きいんです。
以前、他部署からイレギュラーな会計処理について相談を受け、関連法規や過去の事例を調べて的確なアドバイスができたことがありました。後日、「あの時は本当に助かりました。ありがとう」と感謝の言葉をいただき、誰かの役に立てたことを実感しました。



小さなことでも、日々の丁寧な仕事の積み重ねが信頼に繋がっていく。そう信じて、毎日業務に取り組んでいます。
5. 進化し続ける経理!ITスキルで未来を切り拓くワクワク感
AIやRPA、クラウドシステムの進化は、経理の仕事のあり方を大きく変えようとしています。「仕事がなくなるのでは?」なんて心配する声も聞きますが、私はむしろ「チャンスだ!」と思っています。
新しいITツールを使いこなし、データを分析し、戦略的な情報を提供する。そんな「攻めの経理」に進化していくことに、大きなワクワク感を感じています。クラウド会計ソフトの運用改善に携わったり、Pythonでデータ分析の幅を広げたりする中で、自分のスキルがアップデートされていく実感は、日々のモチベーションに繋がっています。
「地味」なイメージを覆すために、私たちができること
もし今、あなたが経理の仕事に少しでも「地味さ」を感じているなら、こんなアクションを試してみてはいかがでしょうか?
「この作業、もっとこうしたら効率的かも?」そう思ったら、勇気を出して上司や同僚に提案してみましょう。小さな成功体験が、大きな自信に繋がります。
資格の勉強を始めたり、セミナーに参加したりするのも良いですし、学んだことをブログや社内勉強会で発信するのもおすすめです。知識は使うことで定着し、さらに深まります。
経理の仕事は、他部署との連携が不可欠。積極的にコミュニケーションを取ることで、会社の全体像が見えたり、新たな気づきが得られたりします。
クラウド会計、RPA、BIツールなど、経理業務を助けるITツールは日々進化しています。常に新しい情報にアンテナを張り、積極的に試してみる姿勢が大切です。
最後に:経理の仕事は、探求すればするほど面白い!



いかがでしたでしょうか?
「経理の仕事は地味」なんて、もう言わせません!(笑)
確かに目立つ仕事ではないかもしれませんが、会社を支える責任感、専門性を高める喜び、そして新しいことに挑戦できるワクワク感が、経理の仕事にはたくさん詰まっています。
もしあなたが今、経理の仕事の魅力を見失いかけているなら、この記事が少しでも「もう一度、頑張ってみようかな」「アカリさんみたいに、新しいことにも挑戦してみようかな」と思っていただけるきっかけになれば、こんなに嬉しいことはありません。
「アカリの経理キャリア探求記」では、これからも経理の仕事の面白さや、スキルアップのヒントをたくさん発信していきます。ぜひ、また遊びに来てくださいね。
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